諦めずに、前向きに頑張ったの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
病院での治療を始めて約1年。
半年前に7㎝と5㎝のチョコレート嚢胞を手術、5ヶ月後に2㎝のチョコレート嚢胞再発。
腺筋症、子宮筋腫、子宮内膜症、卵管癒着のため、生理痛が酷い。
基礎体温は骨盤内炎症のためか、全体的に高くギザギザしている。
≪漢方1≫
活血化瘀剤と健康食品を服用頂いた。
≪経過1≫
1か月経過で月経血の色がどす黒かったのが、少し、キレイになった。
生理痛は変わらず。
≪漢方2≫
活血化瘀剤と健康食品に加えて水蛭製剤を服用頂いた。
≪経過2≫
基礎体温表がキレイな2層になってきた。
生理痛は改善されたが、生理が終わってからの腰痛がきつい。
≪漢方3≫
活血化瘀剤と健康食品に加えて大建中湯を服用頂いた。
≪経過3≫
再発していた2㎝のチョコレート嚢胞はなくなっていた。
病院で腺筋症の手術をされた。
手術後、生理痛や腰痛はかなり軽減された。
≪漢方4≫
腺筋症の再発はないが、癒着は再発するかもしれないとのことで、体調管理のために、漢方薬は引き続き活血化瘀剤を服用頂いた。
≪経過4≫
不妊症専門の病院に転院し、体外受精にむけて準備。
検査で抗ミュラー管の数値が低く、卵管水腫があり。
≪漢方5≫
抗ミュラー管の数値が低く、卵巣機能低下の対策として補腎剤を服用頂いた。
卵管水腫改善の目的で、体調を整える物を服用頂いた。
≪経過5≫
体外受精1回目で妊娠判定プラス。
≪処方6≫
妊娠中でも飲める漢方として気血双補剤などを服用頂く。
≪経過6≫
その後順調に経過、現在妊娠17週。
≪考察≫
瘀血体質の為、チョコレート嚢胞や子宮内膜症、腺筋症に非常になりやすい方でした。
それらの悪化を防ぐため、活血化瘀剤を中心として漢方薬を服用頂きました。
また、以前に卵巣チョコレート嚢胞の手術を左右されていることもあり、卵巣機能が低下していました。
体外受精前からは補腎剤も服用頂きました。
腺筋症、子宮筋腫、チョコレート嚢胞、子宮内膜症、骨盤内癒着、卵管水腫、卵巣機能低下と難しい状況の中、諦めず前向きに頑張って来られた結果だと思います。
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